ロキ戦略　ｂｙ　MaroUji

ここでは、ロキ戦略について語ります。　
まず、ロキの文明ボーナスについて。
ロキのゴッドパワー：諜報....敵のユニットに行使し、そのユニットの視界を得る
ロキの独自のテクノロジ：森林の視線....コスト　金50　恩恵2　歩兵ユニットの視界+3

1.ヘルシルが戦闘中に神話ユニットを召喚できる(コスト8割)
2.ヘルシルの移動速度+0.4
3.神話ユニットの恩恵コスト-10％
4.牛車のHP-80、移動速度+1.5、食料・木のコスト50％減
5.ロングハウスのユニットの作成速度+10％（これは神殿のヘルシル、町の中心からのウルフサルクも影響される。）

諜報は、ロキの速攻では押している場合が多いので、金の町の人に使うのが良いと思います。
動物の多いマップでは、狩り農民に付けるのも有効です。
他にも逃げていく荒らし、敵斥候などいろいろ使い道があるので、慎重に、使い忘れがないように使いましょう。

ロキの一番の特徴、それはやはりヘルシルで神話ユニットが召喚できるところでしょう。
これは、「ヘルシルには一体ずつ、召喚用の別の恩恵があり、それはヘルシルの攻撃でしか溜められない。
その恩恵を使って8割のコストで神話ユニットが召喚される。」という事です。
（自分で調べてはいないので、確信はできません。）
ここでのポイントは、「ヘルシルを生かす、神話ユニットを狙う。」
この操作が重要でしょうね。

このボーナスを生かさなくては、ロキを使うより他の文明を使ったほうが明らかに良いでしょう。
それでは、どう生かすか。ヘルシルは生産速度も遅く、コストも高め、しかもあまり強くはありません。
そこで、注目されたのが、「原始から神殿でヘルシルを作れる。」という事でしょう。

これにより、速攻という戦術が生まれます。
速攻をする事により、相手が軍を出す前にヘルシルで攻撃を仕掛けられ、軍事的にも優位に立てるでしょう。
しかし、速攻戦術はその分内政を犠牲にしていますので、盛り返されるとたちまち不利になります。
ですので、北欧以外にはあまり有効ではないです。

北欧以外の文明にはどう対応すればよいでしょうか。
速攻はスリンガーや、トクソテスなど射程の長いユニットで守られるとどうしても不利になってしまいます。
ここはやはり、速攻をせずオーディンのような戦術を取るのが無難でしょうね。
荒らしつつ、相手より先に英雄入りを目指すのです。

それでは、具体的に時代ごとの軽い説明に入りましょう。

なお、この説明は速攻をする場合についての事です。
ご了承ください。
詳しい内政の仕方（何人目を何に当てるか、など）は、うまい方の内政を真似をして、
自分なりに改良して行くと良いとおもいます。

＜＜原始の時代＞＞
とりあえず、進化は海マップ以外は5分以内を目指しましょう。　　古典へ行くまで、内政テクノロジは研究しません。テクノロジを研究すると、資源が足りなるからです。　進化中にヘルシルをできるだけ作りましょう。（古典進化直前で、軍を作るだけの資源は余らせておく）
肉の多いマップ	ほとんどのマップが、この部類に入ると思います。　　始まったら、まず視界内に動物がいるかを探します。肉の多いマップについてですので、ほぼ確実にいるかと思います。　猟犬は必ず研究します。
肉の少ないマップ	動物がほとんどいない場合、肉を使わないドワーフを有効に活用すると、早い時間で進化ができます。　猟犬は研究しません。まぁでも、あまり猟犬研究しないマップはないですね。オアシスなどは、動物が少ない場合があるので要注意です。
＜＜古典の時代＞＞
従神についてですが、これは、好みの方でいいと思います。ちなみに、私は毎回ヘイムダルを選んでいます。侵食は攻めが楽になりますし、エインヘルヤルが強力だからです。　できるだけ早期に敵を攻撃します。殴れる建物は殴って召喚をさせましょう。農民荒らしも有効です。諜報がついていて、遠出している農民は特に狙い目でしょう。家ミスが多くなりがちですので、最初ウルフ等を一人家建設に割り当てておくといいでしょう。無駄死にが多くなりがちですので、死なないように操作が必要です。　内政が弱いので、資源が余ったら早めに内政テクノロジを研究した方がいいと思います。押し切る自信がある場合はいりません。塔を中心範囲内に乱立されると厄介です。こちらも塔を建てて対抗しましょう。
＜＜英雄の時代＞＞
これ以降は戦略がかなり分岐しますので、あまり述べる事はありません。速攻は上手く行けば相手を古典でおつらせられますからね。基本的には、ヒルフォートを建てて、破城槌と共に相手の中心を割る事を専念しましょう。

＜＜ドワーフについて＞＞
北欧には独自の経済ユニットとして、ドワーフがいます。
ドワーフは肉を使いませんので、序盤は彼らを使うと進化が早めにできるでしょう。

しかし、ドワーフは町の人よりコストが高く、作成速度も遅いのです。
これを補う分だけドワーフは働いてくれるのでしょうか。

まず、町の人の作成速度は、一人14秒。
これに対し、ドワーフの作成速度は16秒です。

すると、町の人5人作った場合と、ドワーフ5人作った場合では、約10秒の差がつきます。

町の人のコストは肉50、ドワーフのコストは金70です。

町の人を5人作った場合と、ドワーフ5人作った場合、コスト的には100の差がつきます。

それでは、この差を埋めるだけドワーフは働いてくれるのでしょうか。

これについて私は、実験を行なってみました。

町の人5人に1分間金を掘らせてみたところ、250の金を集めました。
同様、ドワーフ5人に1分間掘らせてみると、320の金を集めました。

これを10分続けると、町の人は2500、ドワーフは3200となり、差は700です。

結果を見ると、金は全てドワーフに掘らせる、という事でしょうか。
ドワーフは、町の人に金採掘の研究2段階したものとほぼ同じ作業速度です。
ドワーフをよく使う人、使わない人では内政で大きく差が出ることになると思います。
肉を食わないので、いろいろな面でも活躍できるでしょう。

なお、この結果は私が自分でシナリオエディタで測定したものなので、多少の誤差もある事はご了承ください。

作成者がへたれなので、至らない点はご容赦ください。
何か意見等ありましたら、お手数ですがyghw72@hotmail.comまでお願いします。 2003　5/23　by MaroUji

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